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スポーツバイク

お買い得クロスバイク「プレシジョン・スポーツ」

DSC00662.jpg 高校生の子供の自転車を買い替え。今回購入した自転車は大人用クロスバイク、「プレシジョン・スポーツ」です。


【子供の成長と自転車の買い替え】
子どもがこの4月、高校生になったのですが、いままで、この子供用自転車に乗ってもらっていました。7年前に購入した、22インチの「プレシジョン・ジュニア」です。
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適合身長は125cm~という正に子供用。片や子供の身長は165cmを超え、もはや大人です。中学生の間は、シートポストをロングタイプにしたりして、だましだまし乗ってもらっていました。しかし、さすがに友達から「この自転車は何だ」とか奥さんから「新しいのを買ってあげないとかわいそう」とか言われ、平成最後のスペシャルゴールデンウイークに手ごろな自転車を購入することにしました。
【プレシジョン・スポーツ】
次に購入するのは乗りやすいクロスバイクと決めていました。通学は電車で、駅までは歩きです。そのため利用頻度はそれほど高くなく、週末に遊びに行く程度。そのような購入背景のため、あまり高価なものは対象から外した結果、サイクルベースあさひのオリジナル・バイクである「プレシジョン・スポーツ」を購入しました。
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700C タイプのホイールで、フレームサイズは 470 タイプ。フラットバータイプのハンドルを持つクロスバイクです。このタイプの自転車で、ブランド品の有名どころでは、GIANT の ESCAPE R3 がありますね。
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GIANT の ESCAPE R3 の価格は税込み 57,240円。それに対して、このプレシジョン・スポーツは税込み 39,980円で、17,260円格安です。さらに、このプレシジョン・スポーツは「スタンド」が標準装備されています。
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子どもが手軽に使えるように、今回購入の自転車は「サークル錠」と「スタンド」は必須装備と決めていました。そのため、このプレシジョン・スポーツのお買い得度は ESCAPE R3 と比べてさらに広がり、購入決定の後押しになりました。
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とは言っても、安いものにはそれなりの理由があるもので、フロントフォークはスチール製。溶接部位の状態やコラム下部などを見ると、廉価版の理由を感じ取ることができます。安全性や走行性能に決定的なデメリットがないのであれば、これはしょうがないです。
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【追加装備】
購入後に追加した装備は「テールライト」、「フロントライト」、「サークル錠」、「ワイヤー錠(サドルロック用)」、「サイコン」です。
まずはテールライト。これは以前の自転車でも使っていた自動点滅型の Panasonic NL-920P です。夜間走行時の安全装備として継続利用です。
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次に「サークル錠」。クロスバイク・クラスのスポーツ車では、チェーンロックが主流ではありますが、お手軽度としてはこのサークル錠が上。盗難リスクは高まりますが、無名の廉価版自転車なので、ブランド品よりは盗難リスクは低いと考え、このサークル錠にしました。この商品の良いところは、Vブレーキの「ブレーキ・ブースター」も兼ねているところ。後輪ブレーキの性能が飛躍的に高まるメリットがあります。ブレーキの鳴きも防止できます。
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フロントライトは、やはり前の自転車からの流用品「かしこいランプ」(Panasonic NL-831P)を仮装着。「仮」の理由は、部品の調達が間に合わず、やむを得ずハンドルステム上にマウントしているからです。サイコンもお下がり。CATEYE の VELO-8 US edition を取り付け直しました。
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GW開けに下記のキャリパーブレーキボルトに取り付けられるステーを購入し…

LIGHTING ステー ストレートタイプ
フロントフォークに設けられている未使用のキャリパーブレーキ用ボルト穴を利用して、M6 x 50mm のボルトを通すことで、このライトを取り付け直す予定です。
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【その他装備】
サイクルベースあさひは大手量販店であるため、店と引き渡し時の担当者によっては完全整備はあまり期待できません。粗探し(失礼、安全確認)を兼ねて、前輪と後輪を外し、整備用スタンドに掛けて各部点検を行いました。
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タイヤは定番の 28 x 700C。ノーブランドで、探してもタイヤ製造ブランドをうかがい知る痕跡はありませんでした。ホイールも「Precision Sports」のステッカー付のオリジナル。たいして高級品ではなさそうです。
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不思議なのがバルブの種類。後輪のバルブは通常のフレンチバルブなのですが…
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前輪のバルブは、このように「英式」のような恰好をしています。口金を緩めてみればわかるのですが、本日はそこまでしませんでした。なぜ前後で異なるバルブを採用したんだろう…
(末尾追記あり: これは仏式→英式のバルブアダプターでした)
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変速機は SHIMANO の Tourney TX を利用。8x3 = 24 速のトランスミッションです。
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トランスミッションのギアの内訳は、フロント「48-38-28T」。
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リアは「CS-HG200-8 12-32T」です。ロードバイク系のギア比よりも数段低いギア比が可能で、激坂もすいすい行けそうです。
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サドルは割と肉厚なタイプ。ブランドは裏側に「CIONLLI」のロゴがありました。
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ブレーキはモジュレーター付きのノーブランド Vブレーキ。当然ブレーキシューもノーブランドでした。
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あと、前後リフレクター、ベルは標準装備でした。
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ボトルケージ用ボルトはダウンチューブに1セットのみ。シートチューブにはボルトが装備されていませんでした。
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【追加整備】
まず、最もショッキングだったのは、フロントステムの固定不良です。
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購入直後に乗ってみて、軽くダンシングしたところ、ハンドルが30度ほど回転してしまい、危うく転びそうになりました。自転車を降りて前輪を両足で前から挟み、ハンドルの取付角度を直そうとしたら、軽く回ってしまいました。引き渡し時にステムのボルトを締める作業を怠っていたようです。これは、走行中の危険に直結する問題であるため、問題視しています。みなさまも気を付けましょう(確認しましょう)。私はすぐに締めなおしました。
次に気になったのは、こちら。
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フロント・ディレイラー・ワイヤーの余りが長すぎます。弊害がなければ良いのですが、これだけ長いと問題が発生します。
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フロントチェーンをインナー側に落とすと、ディレイラーの支点の動きに伴ってワイヤー先端が内側に巻き込まれます。その際、このワイヤー処理だと、ワイヤー先端がインナーギアに接触してしまいます。
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異音発生だけで済めばまだましですが、ワイヤ先端がインナーギアとチェーンの間に挟まり、回転不良を引き起こす危険性があります。これも要注意点ですね。これを直すにはワイヤーカッターとワイヤーキャップが必要です。販売店に言えば、再整備してくれるはずです。
私の場合は、工具とパーツを持っているので自分で治しました。ワイヤーカッターでワイヤーを切断。
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適正な長さにしてワイヤーキャップを再装着。
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これで、インナーギアとの干渉はなくなりました。
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念のためリア・ディレイラーのワイヤー処理も見ましたが、これも長いですね。あと 3cm 短くて良いはずです。しかし、この部分は特に弊害がなさそうなので、そのままにしておきました。
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あと、前後ホイール・ハブの玉当たりの点検も行いました。前後ホイールとも、ハブ軸を指で回してみると、「スルスル」ではなくて、「コリコリ」という感じ。新車のベアリング・パーツは、ある程度の走行を行うとベアリング玉受けのわずかな摩耗が発生し、均一な当たりとなり滑らかさが増すため、新車時は「コリコリ」が正解です。玉当たりのレベルはこれでOKとしても、グリスが充填されていないとパーツに損傷が発生するのですが、グリスは充填されているようなので、これは再整備しなくてもOKと判断しました。
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【重量測定】
最後に、重量測定を行いました。
後輪(クイックシャフト込み)の重量は、2,255g。
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前輪(クイックシャフト込み)の重量は、1,590g。
ホイール抜きの本体重量は…
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9.5kg でした。
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その結果、自転車全体の重量は…
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13.33kg でした。クロスバイクにしては、結構重量級ですね。まあしょうがないです。割り切って安価な商品を購入したので。
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【感想】
このプレシジョン・スポーツ、高校生が週末に友人と遊びに行くには十分な代物です。値段も安い。なおかつ、その気になれば遠出もできるお買い得なスポーツ・バイクです。買って良かったと思いますが、整備レベルに関しては少々不安ですね。買いっぱなしにせず、購入後は、ご自身で安全点検をすることをお勧めします。

【追記】
文中で、フロントホイールのバルブの形状がリアのものと異なるという疑問が解決しました。フロントホイールのバルブには、英式対応の空気入れが接続できるように、バルブ形状変換のアダプターが装着されているということが判明しました。このバルブアダプターは常時装着でも良いとは思いますが、使うためにはいったんアダプターを取って、フレンチバルブのねじを緩めてから再び被せる必要があるなど、私の子供に説明するには複雑であるため、アダプターを取り外して保管しておくことにしました。
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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