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メンテナンス

前輪アルミリムの交換

IMGP4820.jpg 前輪のリムが破損していることが判明し、急きょ交換しました。


【年季モノの小径折りたたみ自転車】
私の利用している小径折りたたみ自転車、かなりの年季モノ(1999年3月31日に購入)でして、かれこれ15年になります。そんなに高級なブランド自転車ではありませんが、使い勝手が良いので利用し続けています。
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そんなに使っていると、塗装はあちこちはげ落ち、消耗品を換えることは何度も。ただし、なかなかしっかりした自転車で、フレームや変速装置など、根幹をなす部分でのトラブルはほとんどありません。例外としては、ハンドルの付け根の折りたたみ部分が割れて、近くの鉄工所で溶接して直してもらった位です。
【前輪のリムに亀裂】
しかし、長いこと使っていればさすがにガタがきます。16x1.50サイズのアルミの前輪リムが装備されていますが、長年、ブレーキシューの圧力にさらされた結果、このように側面が湾曲してしまっています。
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これでは、ブレーキシューがリム側面に正しく当たらず、効率的な仕事をできません。いつかホイールを交換せねばと思っていた矢先、リムを掃除・点検していたところ、このような亀裂が入っていることを発見しました。
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ブレーキによる圧迫・湾曲・金属疲労の結果、ついにリムが割れてしまったわけです。
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この光景を見た以上、もうこの自転車に乗るわけにはいきません。このまま知らずにブレーキをかけ続けると、亀裂の入ったリムが破断し、フロントフォークに干渉して転倒という大事故になりかねません。少なくともこれ以上金属部の亀裂が大きくなると、タイヤのサイドウォールを攻撃し、タイヤのバーストにつながる可能性が高くなります。
早速外して、亀裂の入った部分を触ってみると、ペコっと簡単に起き上がり、今にも割れそうです。
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大事に至る前に気が付いて良かったです。
【代替ホイール調達】
前後のリムを替えるのは手間だったので、前輪のリムをヤフオクで探しました。同じデザインのリムを使った完成品ホイールが3,000円程度で売っていたのですかさず Get しました。
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このまま装着できれば良かったのですが、残念ながらハブの幅が異なりました。私の自転車のフロントハブの幅は、少々珍しい 70mm 幅。新しく調達したホイールのハブ幅は90mm でした。したがって、ハブとスポークは以前の物を使いつつ、リムだけを交換する必要があります。実は、ハブの幅が90mmであることは商品説明で事前に分かっていたので、リムだけを使う覚悟を決めて購入しました。そのため、スポーク穴も同じ数(28H)であることを確認したうえで購入しています。
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【リム交換】
タイヤを外し、ニップルを緩めてスポークを抜いて行きます。
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外し終えました。新規調達のホイールも同様にスポークを抜き、リムだけにします。
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ハブの幅が 20mm も違うので、新しく調達したホイールのスポークは長さが合わないことがわかっています。したがって、スポークは以前のものを流用します。リムデザインが同じため、ハイトは等しく、以前のスポークを使えば組めるはずです。
試しに、リムの重量を測ってみました。壊れてしまった古いリムの重量は 178g。
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それに対して、新規調達のリムは、225g もありました。
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52gも重いなんてちょっと残念。しかしその分頑丈だと思って納得することにします。ただし、ニップルは新規調達したものの方が合計4g軽いので、ニップルは新しいものを使うことにしました。

IMGP4817.jpg IMGP4818.jpg
以前のニップルは28個で28g 新しいニップルは合計24g

【組み上げ】
仮組完了です。このホイールは「6本組み」を採用しています。
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あとは、タイヤの中心を出しながら、縦振れ、横振れを取ってゆく「振れ取り」という地道な作業が待っています。本格的には「振れ取り台」という高価な器具を使うのですが、私はそんな大そうなものは持っていないので、このように自転車をひっくり返し、フロントフォークに装着してブレーキシューとの間隔の微妙な変化を頼りに振れを取ります。
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【完成】
できました。これで一安心。この自転車を使い続けられます。自分で直すのはちょっと面倒ですが、愛着が湧いていいものです。
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【リムの断面】
せっかくなので、リムの断面を見るために古いリムをちぎってみました。するといくつか発見がありました。
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リムの接合部。リムは、アルミの棒材を丸めて円にし、それを接合して作られていることはわかっていましたが、接合をどのようにしているのか、これで分かります。
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接合部分に、スパイラル状に切り込みを入れたアンカーボルトを埋め込んでいるのですね。
リム強度を増すために、自動車のタイヤのようにスチールワイヤーがリムの内部に一周して通っているのかもと思いましたが、それは違ってこのように中空でした。
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タイヤを付けないリムでバランスを取ってみると、バルブ穴の反対側にこの接合部分がきます。その部分にはこのような鉄製のボルトが埋め込まれているので、若干重たくなっています。タイヤを組みつけた際、バルブ部分の重さをうまく打ち消すように考えられていることがわかります。
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