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ロードバイクで荷物を運ぶ場合、通常はデイパックなどを背負うことになります。しかし、通勤や買い物などで背負えないカバンを運びたい場合どうするか。その答えの一つがこの「ヴァリオ・ラック」です。 |
【ロードバイクの荷物対策】
ロードバイクの最も大きな目的は「走ること」。したがって、ロードバイクには、直接走ることには関係のない荷物積載用のキャリアやドロヨケなど、多くの自転車が持つ装備が設計段階から排除されています。
そんなロードバイクとは言えども荷物「ゼロ」で走る場合はあまりなくて、大抵のロードバイク乗りの方は自転車運転に適した小ぶりのデイパックを背負って走っています。
[ドイター] deuter バックパック レース X
ただし長距離のツーリングや毎日の通勤に使うシーンを考えると、邪道と言われようともロードバイクにも荷物が搭載できると便利です。
【ロードバイクにもリクセンカウル】
そこで、私も持っているロードバイクも「リクセン化」を図ることにしました。ロードにリクセンカウルの積載システムを付ける場合は、このアタッチメント「エクステンダー」をシートポストに付けます。

下の写真のサドルバックの上についている黒い樹脂製の物が「エクステンダー」(CK810)です。

金属バンドと六角レンチで相当がっちりと装着されます。構造上、円筒型のシートポストしか取付できません。標準添付の金属バンドの対応ポスト径は直径25-32mmです。締めつけトルクが高くなるので、カーボンポストに取り付けるのは避けるべきです。

このエクステンダーを取り付けると、リクセンカウルの様々なバッグ、カゴ類を自転車に直結することができます。例えば、こちらのデイパック「フリーパックメタ 2」(KM830)。
RIXEN&KAUL(リクセン&カウル) フリーパックメタ 2 KM830
またこちらは、以前購入した「ショッパー・コンフォート・ミニ」。


このように「エクステンダー」アタッチメントを取り付けると、様々なリクセンカウル対応のバッグやカゴを取り付けることができます。
【通勤バッグを取り付けるためのヴァリオラック】
通勤や通学をするために、通常のバッグを取り付けるにはどうすれば良いか。その答えの一つが「ヴァリオラック」(KF873)です。

(ヴァリオラック 左は大きさ比較用のA4ペーパー)
材質はアルミ製。ベルトを緩めてカバンをラックの底部に置き、添付のベルトで締めつけると固定されます。

このラックは、このように取付部分のパイプを先にアタッチメント上部の咬み合わせ部にはめ...。

つぎに、下部パイプをラッチに押し込むことで装着します。


実は、このラックをスムーズに着脱できるようにするためにはアタッチメントの装着位置に工夫が要ります。上記の写真で分かる通り、このラックを装着するには、「一旦ラックを斜めにして上部パイプをアタッチメントに咬み合わせる」という動作を行うため、取り付けるラックを十分斜めにできるようにアタッチメント上部の空間が十分空いている必要があります。したがって、スムーズなバッグ類の着脱のためには、「エクステンダー」アタッチメントはなるべくシートポストの「上部」に取り付ける必要があります。
そのため、私はエクステンダーをシートポストの最上部に取付け、サドルバッグはエクステンダーの「下」に取り付けています。

このバリオラックを取り付けることで、荷物を背負うことなく「ストレス・フリー」なライディングが可能となります。

ちょっと格好は悪くなりますけどね。でも重い荷物を背負ったり、肩に掛けたりしながら走らなくて済むのは、気分的に非常に楽です。
【クリアランスについて】
この「ヴァリオラック」ですが、背面構造に取付部が上下2段用意されていて、取付高さを2段階で選べるようになっています。

下の写真は、ラックを低くセットした場合。低くセットすると重心を低く抑えることができる半面、後輪とのクリアランスが少なくなってしまいます。

高い位置にセットすると、このように後輪とのクリアランスを大きく保つことができます。

私のライディング・ジオメトリーでは、エクステンダー取付部上端と後輪上部との距離はおよそ17cm。

この場合、ヴァリオラックを低い位置にセットすると、後輪とのクリアランスは、およそ2.5cmしかありません。


低い位置にセットした場合、手で押すと、後輪に接触しそうになります。

実は、2.5cm のクリアランスの低い位置で、5kg 程度の通勤かばんを装着して走っていたところ、数ヶ月後にこのように後輪がベルトホルダーを削ってしまい、危うく破損する寸前でした。

したがって、ヘルメットやボールなどの軽いものを装着するシーン以外では 2.5cm 程度のクリアランスでは不足であり、ラックは高い位置に装着せざるを得ないということが分かりました。教訓でした。
【関連ページ】
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【追記】
バッグを固定するベルトの長さ調節について質問がありましたので、追記を行います。ヴァリオラックの固定ベルトの先端はこのようになっています。左側から「D環」、「ベルトアジャスター」、「バックル」です。

ベルトが長すぎる場合は、ベルトアジャスターを利用し、バックル側のベルトを「長く折り返す」ことでベルトの長さを調節できます。「D環」は、バックルを閉じた後に、そのD環に指を入れてベルトを締めるために使います。
次の写真は、実際にバッグを装着した例です。ベルトの途中に、片側に隙間がある樹脂製の「ベルト挟み」があります。バッグ装着後、余った上部のベルトは「ベルト挟み」に挟んでおきます。それでもベルトの余りがある場合は、ベルトとバッグの隙間にねじ込んでおけば良いと思います。

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最後までご覧いただきまして、どうもありがとうございました。
