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パーツ

バンドブレーキをサーボブレーキに取り換え

IMG_6006.jpg 子供用自転車の後輪ブレーキの「鳴き」が激しく、「恥ずかしくてブレーキが使えない」ということなので、急きょ対策を施しました。


【バンドブレーキ】
安価な自転車や子供用自転車の後輪には「バンドブレーキ」というブレーキが付いている場合が多いです。
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(バンドブレーキ)
このブレーキは、後輪に取り付けられた金属ドラムをゴムバンドで締め付ける方式のブレーキです。裏側から見ると良くわかります。
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(バンドブレーキの裏側)
単価が安い割には制動力は高めで雨の日でも制動力が落ちにくいため、廉価版の自転車に装備されます。ただしこのブレーキには決定的な弱点があります。「鳴き」です。新品時は大丈夫なのですが、数年たつとローターを締め付けるゴムバンドの表面が劣化し、ブレーキを使うたびに「キーッ」という情けない音を出すようになります。自転車を気持ちよく使いたい方は、この形式のブレーキ(バンドブレーキ)の付いた自転車は極力購入を避けた方が良いと思います。
【後輪ブレーキの交換】
数年前に購入したブリジストンの子供用自転車です。
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現在子供が時々乗っているのですが、「後輪ブレーキをかけるとひどい音がするので、前しかブレーキを使えない」と子供から苦情が入りました。ブレーキを使えないのは、安全上大きな問題なので、対策を講じることにしました。
この自転車の後輪ブレーキはまさしく「バンドブレーキ」です。ブリジストンの自転車なのに、比較的安価な子供用の自転車はこのような廉価版のブレーキを使っているということでちょっとがっかりです。
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教えてgooによると、鳴き防止スプレーや歯磨き粉を塗布するとか、劣化したゴムバンドを丁寧にやすりがけすると、鳴きが収まることもあるとのことですが、結局この方式のブレーキは「鳴き」が付きものだということが大方の結論でした。
実際にブレーキを取り外してみると、ケースは錆びてゴムバンドはピカピカに磨かれて硬化している状況でした。
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そこで、バンドブレーキと取り付け方式に互換性がある「サーボブレーキ」に交換することにして、早速近所のホームセンターでサーボブレーキをパーツ購入しました。サーボブレーキは、ドラムの外側にゴムバンドを巻きつけるバンドブレーキと異なり、ブレーキドラムの内側を「ブレーキシュー」を広げて押し当てる方式のブレーキです。自動車の「ドラムブレーキ」と構造が似ています。
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袋をあけて、パーツを広げてみました。外見上はバンドブレーキとそれほど変わりません。
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ところが裏側を見ると違いがわかります。次の写真は、今回取り外したバンドブレーキの裏側です。ケースの内側いっぱいにゴムバンドがセットされています。
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(バンドブレーキの裏側)
それに対して、次の写真は「サーボブレーキ」の裏側の写真です。
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ブレーキシューがドラムの内側に位置するようにセットされていることがわかります。
これを装着するには、後輪を外す必要があります。後輪を外し、バンドブレーキ本体を取り去るとこうなります。車輪の中心に装着されているのがバンドブレーキのブレーキドラムです。撮影の都合上、ドラムは反対向きに装着されています。後ろの車輪を取り外した段階で見えるドラムの向きは、写真のように表側が見える向きではなく、裏側が見える向きで装着されています。(2011/6/11補足)
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このドラムはハブに刻まれたネジによってねじ込み式で固定されています。ネジの方向性は標準、つまり反時計回りにこのドラムを回すと緩む方向性です。ところが、このドラムはブレーキをかけるごとに固く締めこまれていて、工具を使わなければびくともしません。
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通常、このドラムを外すには、下のような「ドラム抜き」という工具を使います。
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(HOZAN ドラム抜き工具 C-349)
この工具は 5,000円近くするため、この工具を購入するのは割に合いません。ネット上での情報では、自動車のオイルフィルターを交換するためのフィルターレンチで緩めるのに成功したとか、このドラムを万力で挟み、車輪の方を回転させて緩めたというものがありました。ともかく、手やドライバーなどで緩められるものではありません。
そこで、実はこのサーボブレーキを買う時に、購入したホームセンターに自転車から取り外した後輪を持って行き、「自宅でブレーキ交換したいので、このドラムを外してくれませんか」と自転車売り場の店員さんに頼んで外してもらいました。そこには上記のドラム抜き工具が備えてあり、数秒であっさりと外してくれました。
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サーボブレーキにも同じような形のドラムが使われていて、もしかするとドラムを外さなくても共通利用できるのではと一瞬思いましたがだめでした。
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似ていますが、まず大きさが若干ちがいます。

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(バンドブレーキのローターは約90mm) (サーボブレーキのローターは約94mm)

また、バンドブレーキのローターは外周部に摩擦力増大のためのスリットが設けられています。サーボブレーキのローターは、ツルツルです。
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(右側がバンドブレーキ用ローター。スリット付き)
ということなので、バンドブレーキからサーボブレーキに取り換えるためには、かならず商品にセットされているローターに付け替えなくてはなりません。古いローターを外すのは工具がなくてはできませんが、新しいローターを取り付けるのはネジに合わせて回してゆけば良いだけなので簡単です。ブレーキを使うごとに自然と締めこまれてゆくので、ローターを最後の止まるところまで回しておくだけでローターの取り付けは完了です。
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後は、このように本体を被せて...。
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自転車本体にセットし、ブレーキワイヤーを通して、ブレーキの効き具合を調整すれば完了です。
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作業時間は約1時間半くらいでしょうか。この作業を自転車屋にやってもらうと 部品代込で4,000円~5,000円程度かかると思いますが、ローターを外せない場合は、ブレーキの交換ができませんので、その見込みがない場合やスパナやソケットレンチなどの一般工具がない場合は自転車屋で交換してもらうのをお勧めします。今回の作業は、それなりに手間と労力がかかったので、5,000円という金額は決して高くはありません。
【感想】
交換後のブレーキの感想ですが、Good です。ブレーキをかけたときに、音はまったくしません。また強めにブレーキをかけると、後輪がロックするほど強力です。私自身が使う自転車ではありませんが、こんなに良いならもっと早めに交換してあげれば良かったと思いました。
【関連ページ】
子供用自転車のバンドブレーキをサーボブレーキに取り替え(その2)

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最後までごらんいただきまして、どうもありがとうございました。

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