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パーツ

「峠スペシャル」。11-32Tスプロケットを追加調達

IMGP8439.jpg 峠を含むツーリング用のスプロケットとして、SHIMANO CS-HG51 11-32Tのワイドレンジスプロケットを購入してみました。


【12-25T の限界】
現在利用中のロードバイクはエントリーモデルの8速タイプ。しかし8速ながら、クロスレシオの 12-25T(12-13-15-17-19-21-23-25)で小刻みな変速が可能であるため、平地では非常に気持ち良く走ることができます。
ところが、先日ヤビツ峠に行ってきたのですが、登りで「常に」インナー・ロー(34x25)で貼りつき、それでも途中で何回か休憩を入れる始末。貧脚を反省して鍛えれば良いのですが、安易な解決策として「32T」が欲しいなと考えていました。急坂を乗り切るのはギア比ではなく「気合い」だとも言われていますが、ともかく「32T」の世界を経験してみたいと常々考えていました。
【32T が装着可能と判明】
現在のリアディレイラー(変速機)は SHIMANO リアディレーラー SORA SS RD-3500。この RD-3500 SS はショートストロークタイプながら対応最大ローギアが 32T。トータルキャパシティ 37T の性能があります。
フロントクランクが 50x34 のコンパクトクランクで歯数差が16T。トータル・キャパシティーの 37 から 16 を差し引くと、21T 分の歯数差をリアのスプロケットに預けることができます。そこで、11-32T を付けると、正にその数字。つまり、現在のディレイラーで 11-32T のリア・スプロケットを装着可能です。
【SHIMANO CS-HG51 8S 購入】
将来、コンポを 105 化するとなると、ディレイラーは シマノ リアディレイラー ロー側最大23-28T RD-5800 ブラック となると思います。フロント・トリプルなどは眼中になく、見た目のカッコよさも含めてシマノ RD-5800 ブラック GS 最大28-32T RD-5800 を購入することはありません。SS対応 RD-5800 ブラック のリア・スプロケットの最大歯数は 28T。つまり、105化してしまうと 32T は装着できないということになります。
そうすると、32T を体験できるのは、「今」となります。そこで、11-32T 8speed のスプロケットを調達することにしました。本当はリア 11T、12T なんて滅多に使わないので、13-32T のスプロケットがあればさらに良かったのですが、そんな8速の手ごろなスプロケットは見当たりませんでした。したがって、ワイドレンジの 11-32T でもよしとして、購入したのが、SHIMANO CS-HG51 8S 11-32T です。
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SHIMANO ALIVIO はロードバイク向けのシリーズではなく、MTB向けのシリーズです。しかし、フリーハブの互換性はあるので、購入しました。32T を付けているロードバイクは珍しいので、本当に装着できるのか少々不安でした。
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このスプロケットは、7速分の本体と11Tのトップギアとの2分割です。
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これに対して、前から使っている SunRace 製の 12-25T のスプロケは、7速、8速が分離する3分割タイプ。
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さらに、このトルクスタイプのねじを緩めることで、すべてのギアを分解することが可能です。
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しかし、この CS-51HG は本体部はこのようにリベット留めされていて、これ以上分解することはできません。この辺は下位シリーズの特性として納得しなければなりません。
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これは裏側ですが、かなり大胆に肉抜きされています。
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そのおかげで、重量は 305g。
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SunRace 12-25T と比べて、こんなに大きいのですが、
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SunRace は 285g なので、20g の重量増でしかありません。
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【取り付け】
まず、スプロケットが大径化するので、チェーンの長さが心配です。SHIMANO のマニュアルにはこのように記載されています。
20141018-01.png
チェーンの長さを再調整する必要があるかもしれませんが、まずはスプロケを取り付けてみることにしました。
取り付けは工具があれば簡単です。リア・ホイールを外し、ロックナット・リムーバーとスプロケット空転抑えを用いてロックナットを外す必要があります。
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カセット型のスプロケなので、ロックナットが外れたら、簡単に取り替えることができます。
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32T というロードバイクとしては超大型のスプロケなので、25T と比べるとスプロケの存在感が強くなりました。
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(12-25T のスプロケット装着時)
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(11-32T のスプロケット装着時)
チェーンの長さは、残念ながらそのままでは短すぎでした。28T まではそのまま変速で来たのですが、32T(アウター・ロー) に変速すると、このようにチェーンがパンパンに張ってしまいました。
IMGP8458.jpg
この状態での走行はできなくはないのですが、ほとんどチェーンが一直線になり、チェーンテンション機構が伸びきっているため、プーリーやディレイラーへのダメージが発生しそうです。そのため、急きょチェーンを2コマ追加しました。
追加した後のアウター・ロー時のチェーンの様子はこのように適正になりました。
IMGP8460.jpg
インナー・トップでもチェーンがこすれることはなく、問題なく利用できるようになりました。
【感想】
リア最大が 25T から 32T に変わるということは、同じ坂を今までの78%のトルクで登れるということを意味します。実際に走ってみると、確かに「軽い!」という感じで、32T の世界がそこにはありました。28T でなくて、どうせなら 32T を経験しておきたいということで 32T にしましたが、違いがはっきりわかりました。
リア・ディレイラーの調整は不要でした。スプロケットを替えても、先に述べたチェーンの長さ調整以外は、あっけないほど、そのままで利用可能でした。
この 32T、8速で11Tからというワイドレンジであることもあり、ステップは 11-13-15-18-21-24-28-32 と相当「飛び飛び」です。したがって、ケイデンスの変化が大きく、走ったときの気持ちよさは、平地の場合は、今までの 12-25T の方が上です。この 11-32T は起伏のあるところを走る山道、峠道用として「付け替え」扱いで利用します。普段使い(常用)は 12-25T で行きます。
【感想追記】 2014.10.19
近場で山登り「気分」が味わえる府中街道からよみうりランド行きのルートを走ってみました。平均斜度5%の約1.6km(標高差80m)のミニ・ヒルクライムです。
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よみうりランドの敷地まで登りきると、そこは標高110m。それなりの眺望が得られます。
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このあたり(川崎市麻生区近辺)は、殊のほか起伏が激しく、ヒルクライムトレーニングに向いています。
IMGP8491.jpg
本日、このあたりを走り回って感じたことは...、「瞬間的な急坂であれば 28T もあればOK。しかし、400mを超える位の長い急坂を登る場合は 32T は助かる」ということでした。400m程度であれば、ダンシング(立ち漕ぎ)で乗り切ることができそうです。しかし、ダンシングは長時間持続させると、体力を相当消耗してしまいます。長い急坂が続くような場所を攻略するためには 32T は非常に助かると感じました。

【関連ページ】
ヤビツ峠をリア32Tで再び走破。帰りに紅葉を堪能
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最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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